
monacca(モナッカ)のバック。テレビでその物語や背景をご覧になった方も多いと思います。
杉の木を0.5mm程に薄くスライスし、強度を高めるために重ね合わせ、プレス成型して出来上がる製品は、
木の暖かさを伝えてくれ、強度がありながら軽量である、新しいデザインとして大変高く評価されています。
モナッカの故郷、高知県馬路(うまじ)村は、森林面積が村の96%を
占める、全国でも屈指の「森の村」です。
魚梁瀬(ヤナセ)杉に代表される良質の杉の産地であり、古くから林業が
盛んな村ですが、時代の移り変わりとともに今、森は大きな転換期を
迎えています。
「森の木は使わなければいけない」ってご存知でしょうか?
森は水や空気を作る場所として、とても大切な所です。
そして日本の森は、積極的な植林活動もあって、この40年以上、
その面積を維持しています。
ところが、植林された森は、間伐(木の間引き)作業をしてあげないと、
日差しも入らず、衰退してしまうのです。
日本の森は「森を育てる」時代から「大切に木を使う」時代を迎えて
います。
安いからといって、海外の森を丸裸にして輸入し、どんどん使っては
いけませんが、良質な国内の間伐材は、森のためにも使わなければ
ならないのです。
モナッカ製品は良質な間伐材を製品化し、エコアス馬路村を通して利益を
森林に還元することで、間伐を進め、森の保全に役立てています。
間伐材といっても、良質な木であることに変わりはありません。
木を守ると同時に、木を上手に使うこの時代、
私たちにはこんなにお洒落なバックがあるのです♪



